ヒューストンからこんにちは

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アメリカ おすすめのラジオ番組

引き続き自宅待機令が出ているアメリカ。外に出ないので、英語を話す機会がめっきりなくなりました。ようやく英語に慣れてきた耳をここで鈍らせる訳にはいかない!と毎日国営放送(National Public Radio=NPR)を聴いています。

国営放送と言っても、ニュースから趣味(料理、旅行など)、哲学まで幅広く、毎日聴いていても飽きるどころか新しい番組を発見する楽しみがあります。かつ、ほとんどの番組がホームページから繰り返し聴くことができ、中には原稿まで掲載されているものもあるので、英語の勉強にはもってこいです。

個人的におすすめの番組は以下4つ。自宅から出られず英語に触れられない!という方、もしよければ試しに聴いてみてくださいね。テレビもいいけど、リスニングに集中できるラジオ、おすすめです。

 

【料理】The Splendid table

www.splendidtable.org

フードライターFrancis Lamがホストを務める料理番組。毎週、テーマに沿ってゲストを招き、レシピはもちろん、その背景にある文化やストーリーについてもみっちり話してくれる大好きな番組です。この番組をずっと聴いていると、”Tahini Sauce”(練りゴマのような中東のセサミペースト)や”Sichuan Pepper”といった普段の会話ではでてこない、でもクッキングクラブでは当たり前のようにでてくる料理単語が自然と耳に入ってきます。

先週オンエアーされた「コロナウィルス流行下でどのように安全に買い物/食事をするか」という回は、料理好きでない方にもぜひ聴いてもらいたいです。

www.splendidtable.org

 

【ビジネス】How I Build This

www.npr.org

世界に名だたる有名企業やアメリカ国内で知られるスタートアップ企業の成長物語を、その会社の起業家にインタビューしながら紹介する番組。起業にまつわる番組なので、ビジネス関連の英語と同時に、様々な会社・創業者の志を知ることができ、毎週楽しく聴いています。

この番組で聴いて興味を持った会社もたくさん。ファームトゥテーブルの先駆けとなったバークレーのレストラン”Che Paniz”が紹介された後は、創設者Alice Waterさんの料理に対する姿勢にとても共感し、早速図書館で彼女の本を借りました。

 

実学】Life Kit

www.npr.org

健康からお金のこと、また子供の教育・親としてのあり方まで、生きていく上で必要なスキルを紹介する番組。この番組のいいところは、1つのプログラムが20分前後なのでちょっとした空き時間に聴けること、また番組の最後に要点をおさらいしてくれるので、英語初心者にも理解しやすいことです。

コロナウィルス自宅待機中でもんもんとしてた中聴いた、ホームスクールのあり方に対するアドバイスにはとても救われました。

www.npr.org

 

 【哲学】On Being

onbeing.org

【spiritual inquiry】【science】【social healing】【community】【poetry】 【arts】の6つの柱に沿って毎週ゲストを招いて議論を重ねる番組。上記6つの柱からも読み取れるかもしれませんが、実学というよりは精神的・哲学的な面が強く、好き嫌いはわかれると思います。また聞き取れない言葉も多いので、初めて聴くと何の話をしているのか全くわからないかも・・・でもこの番組のとってもいいところは、原稿もホームページに掲載されていること。一見難しい話も、原稿を辞書を片手に何度も読んで、繰り返し聴いていく内に、だんだん意味がつかめてきます。英語が理解できても話の内容が理解できないこともあるのですが、それでも諦めず何度も読み返して、少しずつじわじわと理解できてくるその感覚がたまらず、1週間に1プログラムを目標に聴いています。