アトランタ観光5〜意地のフライドチキン〜
アッシュビルをお昼過ぎに出たので、アトランタに着いたのは夕方6時。観光はせず、アトランタの老舗レストランBusy Bee Cafeのフライドチキンをテイクアウトして、ホテルで食べることにしました。
https://www.thebusybeecafe.com/
2021年10月現在、テイクアウトとデリバリーのみ行っていて、お店で飲食することはできません。テイクアウトはお店のホームページから専用サイトに飛ぶことができるので、移動中の車で注文しようとしたところ、何度やってもカードでエラーが😵夫のカードも、別のカードもみーんなダメ。ホームページの番号に電話してみても、誰も出ず…忙しすぎてサイトがパンクし、みんなてんやわんやなのかな…と勝手な想像をしつつ、諦めきれなくて直接お店に向かいました。
お店の前には事前に注文した商品を受け取りに来たお客さまでいっぱい。商品を渡しに出てきたお店のお姉さんに恐る恐る「サイトから注文できなくて…ここで注文できますか?」と聞いたら、「今、もう一人来るから待ってて〜」とのこと。諦めなくてよかった〜!
少し待つと、別のお姉さんがやってきて、注文をきいてくれました。ハーフサイズのフライドチキン(選べるサイド2つとコーンマフィン付き)とサイドが4つ選べるベジプレート(コーンマフィン付き)を注文。注文した後に実は頼みたかったものと注文したものが違っていたことが判明。これまた恐る恐る「実はこちらが頼みたかったのだけど・・・」と聞いたら、差額払えば問題ないよ〜と快く応じてくれました。ありがたい・・・!
出来上がるまでお店の外で待っていたのですが、次から次へとお客さまがやってきて、その人気ぶりが伺えます。それも、観光客ではなく、みーんな地元の人。そして、私たち以外はみーんなアフリカンアメリカンの方々。ヒスパニック、アジア系が多く住むヒューストンではこんな経験したことないので、少しだけドキドキ。
15分ほど待って商品を受け取り、急いでホテルに戻ります。さぁ冷めない内に食べよう!
まずはフライドチキン。ハーフサイズで6本入っていました。ケンタッキーに比べて、衣がザクザク、そして結構しっかり目の味。お腹が空いていたこと、どうしてもこのお店のフライドチキンが食べたかったことも相待って、とっても美味しい!!諦めないで本当によかった〜!
サイドは全部で6種類。上の写真と、写真には写っていないお豆を頼みました。
カラードグリーンは、ケールに似た葉野菜。ホールフーズにも売っているのですが、馴染みがないため一度も買ったことがありませんでした。今回の旅行で訪れたレストランではほぼ100%サイドディッシュとしてあったのですが、注文するのはこれが初めて。ほうれん草のソテーのような見た目ですが、味付けはバターではなく、醤油っぽい感じ(絶対醤油は使われていないけど)夫は「なんだか日本の料理に近くて美味しい!」とぱくぱく食べていました。
オクラのフライも南部料理の定番だけど、注文したのは初めて。そもそもオクラって日本の野菜だと思っていたけど、そうではないのね〜。カリッとした衣の下にねっとり食感のオクラ。すごくシンプルなのに(シンプルだから?)とっても美味しい。息子はこれが気に入ったようで、「もっとおくらちょうだーい」と何度もおかわりしました。
お店のお姉さんから勧められたポテトサラダは、お酢がしっかり目のもの。こちらも夫が「日本のポテトサラダに似ている!」と絶賛(夫は日本料理が一番美味しいと思っている)アッシュビルのBBQ屋さんのスモーキーポテトサラダも美味しかったけど、このシンプルなポテトサラダも美味しい。
続いて、ブロッコリーキャセロール。アトランタ初日に別のお店で食べたのは、ブロッコリーを小さい房に分けたままチーズをかけて焼いたものだったけど、こちらは茹でたブロッコリーを細かくし、炊いたお米と一緒に焼いたもの。想像してたものと違っていたので、一瞬お店の方が間違えて入れたのかと思ったけど、調べたら、こちらが正統派のようですね。優しい味で、これも美味しい〜。
そして、オレンジ色が美しいキャロットスフレ。初めて見るメニューだったけど、こちらもお店のお姉さん一押しのサイド。スフレとつくので、もっとチーズケーキのような感じを想像していたけど、見た目はピュレのよう。食べてびっくり、お菓子のように甘い!砂糖だけの甘さではない、不思議な味だけど、ついつい後引く美味しさ。お姉さんの言葉を信じてよかった〜!
写真にはないお豆はお肉も入っていて、日本人が好きなあまじょっぱい味。「美味しい」ばかり書いてますが、ハズレのものがひとつもなくて、どれも本当に美味しかったのです・・・!
このお店、日本語で検索すると全然出てきませんが、本当にオススメなので、アトランタに行く機会があったら是非試してみてもらいたいです。